TOEIC対策の第一歩は発音からはじめよう!〜学習概要〜
語学学習すべてに言えることですが、まずは発音をしっかり身につけましょう。この発音トレーニングを怠ると700〜800点レベルでスコアが頭打ちになってしまいます。英語の音に対する理解があいまいなので、リスニングセクションでつまずいてしまうことが多くなるからです。
発音をしっかり身につけることで英語の音に対する反応が格段によくなりリスニング力アップに結びつきます。
まずはフォネティックスを一つ一つマスターしていき、次にそれを基本単語にあてはめてトレーニングします。
今まで発音トレーニングをおろそかにしてきた方で、かつスコア500から600点レベルの方がこのトレーニングを行うとそれだけでスコアが100点以上アップすることは珍しくありません。それほど発音はスコアアップに重要なトレーニングなのです。
具体的なトレーニング〜発音記号をマスター
まずはフォネティックスを身につけます。フォネティックスとは発音記号のこと。ひとつひとつの音を理解して発音できるようにします。
教材は「ネイティブスピーク」や「毎日10分60日で英語の発音が身につく方法」を推奨します。
注:発音をよりよく理解するには「ネイティブスピーク」。練習のしやすさなら「毎日10分60日で英語の発音が身につく方法」がお勧めです。
最初に4、5時間程度時間をとって一気に学習します。ネイティブスピークのDVDならば4時間で4回繰り返せます。そして後は一日10分から20分程度時間をとって毎日フォネティックスすべてを学習します。
「毎日10分60日で英語の発音が身につく方法」ならば20分ですべての発音を確認できます。ネイティブスピークを使うときは付属の音声を再構成して練習しやすい形にしましょう。他の発音教材を使われる場合も同様です。
具体的なトレーニング〜基本単語を正確な発音でマスター
一つ一つの発音をマスターしたら、今度は基本単語を正確な発音でマスターします。
教材は「単語耳Lv1」を用いるといいでしょう。
この「単語耳」を著者の推奨通り100回発音トレーニングします。個人的には200回レベルまで練習してもいいかと思います。
ほぼすべての単語が既知のものだと思いますが、ここでのトレーニングは単語の意味を覚えるのではなく、発音を頭にしみこませることにあります。英語の発音が頭の中で自動再生できるようになるまで繰り返すのです。
英語のリスニングで使われる単語の80%が基本単語1000個の中から使われるといいます。この80%を徹底的にマスターすることができれば後の学習が圧倒的に楽なのです。
これでリスニングセクション攻略の基礎を作り上げることができます。
あと初心者の方で基本単語の意味が理解できていない方はここで単語の意味もしっかり覚えておきましょう。となると100回では足りませんので300回程度は繰り返したいところです。
単語耳シリーズは4まで続きますが、lv1のみで十分です。最初の一冊をやりこむことで英語発音はほぼマスターできます。語彙力アップの目的を兼ねてトレーニングする分には次のlvに進んでも結構です。
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